ヒョウモントカゲモドキの飼育の夏場の環境づくりは?注意点3つ!
2019/07/22
ヒョウモントカゲモドキの飼育で夏場はどんなことに注意したら良いのかご存知ですか?ヒョウモントカゲモドキと言えば、冬は温度管理を徹底しますが、夏場はどうでしょう?
今回は夏場にヒョウモントカゲモドキを飼育する上での注意点や対策をまとめました^^
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ヒョウモントカゲモドキの夏場にみられる行動は?
生息地が砂漠地帯のヒョウモントカゲモドキは寒さに弱く暑さに強い生き物です。そう!つまり夏場はレオパさんにとって嬉しい季節だったりします^^
ちなみにヒョウモントカゲモドキは夏場になると
・食欲が増える
・動きが活発になる
などの行動が見られます^^寒い時期は食欲が落ちて餌をほとんど食べなかった子が夏場は餌をモリモリ食べて飼い主さんを驚かせるなんていう話もよく聞かれますよ★
また、冬場はケージの中でじっとしていた子も、夏場はケージ中を元気に動きまわり、「ケージから出して―」と催促することも珍しくありません。
画像引用元:https://ux.nu/SEIci
冬場は温度管理に気を遣いますが、夏場はケージの外にも出してあげられますし、触れ合いの機会も多くなるので飼い主さんにとっても嬉しい季節ですよね♪
ヒョウモントカゲモドキの飼育で夏場で最も注意したい事は3つ!
気温が上がる夏場は、ヒョウモントカゲが水を得た魚状態になる楽しい季節ですが、やはり夏場の飼育にもいくつかの注意点はあります。
まぁ、夏に注意すべきことを自分に置き換えて考えれば分かりますよね^^;では、特に注意したい3つの点をご紹介します。
夏バテに注意
夏場で特に注意したいのはケージ内の温度が上がり過ぎることです。「え?ヒョウモントカゲモドキって暑いの平気じゃないの?」と思ってしまいますが、やはりジメジメ暑い日本の気候はレオパさんも堪えるようですね(;´∀`)
暑すぎるといわゆる「夏バテ」状態になり、動きも鈍くなります。ケージ内であまり動かなくなったり、水入れの中に入ってじっとしているような姿が見られたら、ケージ内の温度が上がり過ぎている可能性がありますよ。(暑さの耐性に個体差はあるものの)ケージ内の温度が30℃を超えたら注意しましょう。
やはり適温(25℃~30℃)を保つためにエアコンなどの冷却アイテムは必須!一年中使用されるパネルヒーターも、夏場はケージ内の温度によってオンオフが必要です。サーモスタットがあると設定温度によって自動でオンオフしてくれるので便利ですよ~。
カビに注意
画像引用元:https://ux.nu/33AZU
夏といえばカビが生えやすい季節ですよね。ご存知の通りカビは健康被害の大原因となるため、レオパさんがカビを口に入れてしまう前に対策をしましょう。
カビ予防にはこまめな掃除が一番です。すでにカビが生えてしまった場合は天日干しによる日光消毒でカビ退治!
いやいや、カビが凄すぎてお手上げっす(◎_◎;)という場合は諦めてカビが生えた物を捨てて下さい。もったいないようですが、ヒョウモントカゲモドキの健康には代えられません。
水を切らさないように注意
暑い夏場は私達のビールの減りが早くなるように(?)レオパさんの水の減りも早くなります。水入れの水はまめにチェックするようにしてくださいね。お出かけなどで水切れが心配な場合は自動給水機がお勧めです^^
また、水も傷みやすくなるので、水入れに水が残っていたとしても交換するようにしましょう。
ヒョウモントカゲモドキの暑さ対策!みんながやってることは?
先ほどもお伝えした通り、夏場で一番心配されるのがヒョウモントカゲモドキの夏バテ。冬場とは逆に夏場は温度の上がり過ぎを防ぐ対策が必要です。
それでは、実際にヒョウモントカゲモドキの飼育者さんたちがしている夏バテ対策をご紹介しましょう(#^.^#)
クーラー
王道ですよね^^電気代が気になるところですが健康には代えられません(T_T)せめて日中の一番気温が高い時間はクーラーを付けておいてあげましょう。
扇風機
扇風機の風をケージに当てることでケージ内の熱がこもり過ぎるのを防ぎます。窓を開けて外の涼しい風を送り込むように扇風機をあてるとさらに良いですね。もちろん、空気穴がある上側(蓋側)からですよ~。
また、濡らしたタオルなどを扇風機にかければ、気化熱によって温度が下がりますよ^^
保冷剤
保冷剤をケージの上に置くことでケージ内に冷気を送ります。保冷剤の他に凍らせたペットボトルなどを使う方も多いようですね^^
保冷剤を使う注意点として、そのまま置いてしまうとケージ内に水滴が落ちてしまうので、保冷剤はタオルの上に置いたり巻いたりして使いましょう。また、先ほどご紹介した濡れタオルと同じ原理で、保冷剤に扇風機をあてることでさらに涼しさが期待できます!
涼しい場所に移動させる
涼しい場所に避難!一番簡単かつ効果的な方法ですよね(^^;)ケージをなるべく日が当たらない涼しい場所(玄関など)に移動させましょう。カーテンを閉めておくのも良いですね。
つまり、お金がかからない暑さ対策とは・・・
①ケージを涼しい場所に移動させる。
②ケージの蓋の上にタオルを巻いた保冷剤を置く
③扇風機をケージに向けてあてる
画像引用元:https://ux.nu/CvdYG
上記①~③を全て行うことで電気代を節約しつつの冷却効果が期待できそうです^^しかし、気温によってはエアコンの力を借りないと難しい場合があります。もし温度が下がらなければ、夏バテしてしまう前にエアコンを検討して下さいね。
ヒョウモントカゲモドキの飼育で夏場の環境★まとめ
夏場は人間だけでなくレオパさんにとっても暑さ対策が必要な季節。「暑さに強いから大丈夫でしょー」と楽観視せず、ぜひ様々な方法で適温を保つ努力をしてください。それでは今回の記事を整理しましょう。
①ヒョウモントカゲモドキは、気温が上がる夏場に食欲が増えて動きも活発になる。
②適温(25~30℃)を超えると夏バテしてしまう可能性がある。動きが鈍くなっていたり、水入れの中にずっと入っている様子が見られたら暑すぎる可能性。
③夏場の暑さ対策はエアコンが一番。エアコンが難しい場合は、ケージを涼しい場所に移動させ、扇風機+保冷剤など気化熱を利用して温度を下げる。
夏場はレオパさんが元気に動いてくれる嬉しい季節ですが、やはり暑すぎには注意が必要です。様々な暑さ避けアイテムを使って夏を楽しく乗り切って下さいね^^