レオパードゲッコー 種類(モルフ)一覧と値段を比較してみる!!
2020/06/19
レオパードゲッコー(ヒョウモンとかゲモドキ)を購入する上で、欠かせないのが種類(モルフ)選びです。同じレオパでも色や模様が様々で、お気に入りの子を見つけるまでのワクワク感は間違いなくレオパの楽しみの1つと言えます。
実は派生系が多く100種類以上あります^^;ということで今回は有名どころのレオパのモルフ一覧と値段。そして、どんなものがレアなのか等画像付きで紹介していきます☆
読みたいものを選んでね↓↓↓↓
レオパの種類(モルフ)ってけっこう多いよね?
レオパといったらペットショップによっていろんな表記してて「ん?何種類あるの?」って思いますよね。今回紹介するのは抑えておきたい基本の4種類+レアの1種類です。
これを知っていれば「あー、なるほど!」ってなりますよ☆
1:ハイイエロー 3000~8000円
鮮やかな黄色に黒の斑点(スポット)で、その見た目はまさにレオパード(ヒョウ)です。
ハイイエロー
引用先:https://goo.gl/Tff776
レオパを知っているなら100%見たことがあるはずと言いきれるほど最も定番の品種です。ハイイエローは最初に誕生したモルフで、ここから様々なモルフに派生していき、ほぼ全てのベースとなっています。そのため厳密にはノーマルではないのですが、ほとんどノーマルとして扱われています。
また値段は全てのモルフに関して言えることなのですが、そのモルフの特徴が鮮明に表れているかどうかによってピンキリです。
2:タンジェリン 6000~10000円
タンジェリンとはオレンジの品種の1つで、名前の通りオレンジ色をしており、黒いスポットがハイイエローより少ないモルフです。
タンジェリン
引用先:https://goo.gl/6cVojM
オレンジ色といっても赤味が強いものから黄色味が強いものとかなり色の幅が広く、個体によりかなり色にばらつきがあります。オレンジ色の発色が強いハイイエロー同士の交配を地道に繰り返していくことにより誕生しました。
他にもスポットがほとんどなくなった「ハイポタンジェリン」や、胴体は黄色く尻尾のみがオレンジ色の「キャロットテール」、背中がやや緑色がかった「エメリン」等。
このようにたくさんの様々な派生モルフがいます。
3:マックスノー 6000~10000円
ハイイエローと比べ黄色味が抑えられた、白地に黒スポットのモルフです。ハイイエローがヒョウなら、こちらはユキヒョウでしょうか。
マックスノー
引用先:https://goo.gl/BVTvUu
今回は遺伝についての話は省きますが、マックスノーは「共優性遺伝」と言われており、マックスノー同士で交配させると、25%の確率で「スーパーマックスノー」と呼ばれるモルフが生まれます。
この「スーパー」が付くことで、モルフとしての特徴がよりはっきりと表れるようになり、黄色身が抑えられたマックスノーとは異なり、完全に黄色味がなくなったモノトーンのような色合いになります。スーパーが付く方がレアなモルフになるので、値段もはね上がりマックスノーの1.5~2倍程になります。
4:アルビノ 7000~10000円
アルビノは他の動物でもよく耳にしますよね。メラニンと呼ばれる色素を持たないモルフです。他の動物だと真っ白な毛に赤い目が定番ですが、レオパは毛が生えてないので白くはなく、肌色をしています。
また詳細は省きますが、現在流通しているアルビノは主に3系統あり、それぞれ「トレンパーアルビノ」「ベルアルビノ」「レインウォーターアルビノ」と呼ばれています。
色素を持っていないと書いておきながら申し訳ないのですが、それぞれ多少色合いも異なります。特に大きな違いはないため、こだわる必要はないかと思います。最も流通しているのはトレンパーアルビノです。
アルビノ(トレンパーアルビノ)
引用先:https://goo.gl/PnQP1p
アルビノは目が弱く、日光が苦手で視力も良くありません。日中外に出すと目を閉じたりします。そこまで神経質になる必要もありませんが、できる限り暗い場所にゲージを置いてあげる等、明るい場所が苦手ということを少し意識してあげたいですね。
5:エニグマ
あまり初心者に飼ってほしいモルフではないので、あえて1種類のみしか用意しませんでした。「謎」という意味を持つエニグマ。不規則な模様をしていることが特徴で、個体によりその模様が全く異なります。まさに謎です。
エニグマ(パステルリバースストライプラベンダー)
引用先:https://goo.gl/9iRRnH
「パステルリバースストライプラベンダー」と呼ばれるモルフ。私は一度も目にしたことはなく、値段も想像がつきません・・・。
こちらは正直なことを言うと、あまり紹介したくありませんでした。というのも、このエニグマというモルフは生まれつき「神経障害」を持っている子が多いんです。
歩き方がおかしかったり、エサの食べ方がおかしかったり、意味もなくぐるぐる歩き回ったり・・・。ですが見た目を気に入って、このことを知らずに購入した方が「何かおかしい」と後から知ることになるのが嫌だったので紹介しました。
レオパの種類(モルフ)まとめ☆
それでは最後に今回の記事をまとめます。
・基本4種類から派生している(黄色、オレンジ、白、アルビノ)
・今回紹介したモルフは10000円程度で購入可能
・爬虫類のイベントではたくさんのモルフが販売されていて、値段も比較的安い!
以上、モルフの紹介でした。いかがでしたでしょうか。実際は100種類以上ものモルフが存在しており、今もなおその数は増え続けています。今回紹介したエニグマを除く4種はその中でも流通量が多く、レオパを取り扱っているショップであればほとんどと言っていいほど販売されているモルフです。
手に入りやすいモルフということで、値段も優しめです。モルフによっては数万円から数十万円するものもあるのですが、通常のペットショップではあまり扱われていません。
「もっと珍しいモルフが見たい!欲しい!」という方は、1年に数回各所で爬虫類の直売イベントが開かれているので、そこへ行ってみることをおすすめします!
爬虫類イベント一覧2017~2018 https://t.co/VgH6v5bcNm
— 爬虫類カフェ らぷとる (@Lizard3917) 2018年9月24日
かなり多くの品種が揃っており、値段も通常のショップ販売よりかなり安く購入できます。「爬虫類・イベント」などで検索するとたくさんありますよ☆
最後に、レオパは溜まった栄養をしっぽに蓄える性質があるので、尻尾が細い子ではなくぷっくりと膨らんでいる子を選ぶことをおすすめします。
お気に入りの子に出会えますように☆