レオパードゲッコーのケージはどんなものが良いのか?比較してみた!
2020/06/19
ヒョウモントカゲモドキの飼育ケースはどれが良いのか?いろんなものが有るので比較してみました。
レオパードゲッコーのケージって色んな物があり過ぎて、どれを買えば正解か分からなかったりします^^;様々なケージを比較してレオパにふさわしいケージを見つけていきましょう。
読みたいものを選んでね↓↓↓↓
レオパードゲッコーのケージ選び方は?おさえるべき3つのポイント★
レオパードゲッコーを迎える事が決まり、さぁ、色んなグッズを揃えなきゃ♪となった時、まず初めに購入したいのがケージですよね^^
さて、皆さんはどんなところに注目してケージを選びますか?ケージを購入となるとけっこうお値段もしますし、しっかり理解したうえでの購入をお勧めします!
ではここで、レオパードゲッコーのケージを購入する際に抑えておきたい3つのポイントを見ていきましょう!
①ケージの大きさを決めよう
飼育ケージは、レオパの体の大きさに対して2倍あると動きやすくなります。レオパは20㎝前後まで育つので、40㎝以上のケージが欲しいですね。また、さらに大きめの60㎝ケージがあると、
・温度勾配(温度差)を作りやすくなる
・レイアウトがしやすくなる
というメリットがあります。ケージ内に温度差を作ってあげると、「暑いからあっち行こ」「ちょっと寒いから暖かいとこ行こ」と、レオパさんが好きな温度の所に移動でき、快適に過ごしてもらえます^^
また、「せっかくならレイアウトにこだわりたい!」という方も、少し大きめのケージを選んだ方が小物類もたくさん置けて便利ですよ。飼育ケージは40㎝あれば問題ありませんが、60㎝あれば何かと便利ということですね^^
あ、ちなみにレイアウトにこだわりたい方は、当サイトレオパードゲッコーのレイアウトのポイント4つを抑えておこう!!が参考になります^^是非チェックして素敵なお部屋を作っちゃってくださいまし!
②必要な器具が設置できるケージだと便利
レオパードゲッコーは体温が外気温に左右される変温動物であるため、ケージ内を一定の温度に保つ保温器具(暖突やパネルヒーター)が必要です。
↓写真のようにケージの下にパネルヒーターを設置するスペース(隙間)があると便利ですよね。パネルヒーターをケージの3/1ほど敷くとその場所の温度が上がるので、温度勾配を作ることができます。
③ケージの材質を選ぼう
レオパードゲッコーのケージの材質には、プラスチック、アクリル、ガラスなど色々なものがあり(次で詳しく説明します^^)それぞれ特徴が違うため、「安いのが良い」「丈夫なのがいい」など飼い主さんのこだわりポイントにあった材質のものを選びたいですね。
レオパードゲッコーのケージにふさわしいのは?プラスチック、アクリル、ガラスを比較してみた!
さて、レオパードゲッコーの飼育ケージと言えば、
・プラスチック製
・アクリル製
・ガラス製
の3つが王道でしょうか。(その他、木製ケージを自作やオーダーで作る方も^^)
「ケージなんてどれでも一緒でしょ?」と思うかもしれませんが、いえいえ。先ほども少しお伝えしましたが、プラスチック製、アクリル製、ガラス製では、それぞれメリット・デメリットが異なります。
(本編の前に)プラスチックとアクリルの違いについて
(ご存知の方は読み飛ばして下さいね★)
プラスチックとアクリルって何が違うの?という疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。少なくとも私は最近まで違いが分かりませんでした(;´∀`)
アクリルはプラスチックの一種です。アクリルの他に、塩化ビニールやポリプロピレンもプラスチックの仲間^^ようするにプラスチックの成分により名前が変わるということですね。
アクリルは、ガラスのように透明なのと強度を増すために厚みがあるのが特徴です★覚えておくとケージ選びの参考になる(かもしれません 笑)
では、本編に戻り、それぞれの素材の良さ、注意点について詳しく見ていきましょう★
コスパの良さと手入れのしやすさが魅力!プラスチックケース
画像引用元:https://ux.nu/KGl9V
プラスチックケースの良いところは
・リーズナブル
・軽い
の2点です。魅力は何と言ってもコスパの良さ!大きさにもよりますが、だいたい2,000円~購入することができるため、「もっと広いケージにしたい」と思った時などに比較的気軽な気持ちで交換できます。
また、軽いので簡単に移動できるところもグッドポイント(`・ω・´)bケージが軽いと掃除もしやすくなりますよね★
しかし、プラスチックケースには注意点もあります。
・傷に弱い
・熱に弱い
・フタの開け閉めに注意が必要
・見た目がイマイチ
ご存知の通りプラスチックは傷がつきやすいので、レオパが爪でひっかけばすぐにケージは傷だらけになります。また、熱にも弱いので保温器具の種類によっては使えない物があります。
さらに、ケージの蓋が上にあるものが多いので、蓋の開け閉めの際にレオパさんを挟んだり脱走したりしないように注意が必要です。
そして、これは飼い主さんの気持ちの問題であり、とやかく言うことではないですが、見た目はあんまり良くないですよね^^;どうしてもプラスチックのチープさは出てしまいます。
透明感と割れにくさが魅力!アクリルケージ
画像引用元:https://ux.nu/TDVBe
アクリルケージの良さは
・透明度が高い
・衝撃に強い(丈夫)
・加工しやすい
・軽い
といったところでしょうか^^アクリル最大のメリットはクリア感です。厚みを増しても透明度が変わらず、なおかつ衝撃に強いということで、水族館の水槽などでもアクリルが使われていることが多いんですよ。
ケージを重ね置きすることもできるため、爬虫類を多頭飼育する方にも向いています。また、プラスチックなので穴あけなどの加工もしやすいというのも嬉しいですね!
さらにアクリル製のケージにはオシャレなものもたくさんあるため、インテリア面としても人気があります♪
「おお!アクリルケージ最強ぢゃん!」と思った方、残念ながらアクリルには以下のような難点がありました。
・傷に弱い
・熱に弱い
・耐用年数(寿命)が(ガラスに比べて)短い
要するにプラスチックの弱点ですよね^^;アクリルは衝撃には強いのですが、プラスチックなので傷や熱には弱いです。実際、レオパさんのひっかき傷によってケージの透明度が失われてしまった!と嘆く飼い主さんも少なくありません(T_T)
傷にも熱にも強いのが魅力!ガラスケージ
コットアップではレプタケースを製作したします!
フトアゴ、リクガメ等、地上生動物に広々としたオールガラスケージ!
900x600x600H#レオパ #ケージ #爬虫類 #トカゲ#多肉植物お問合せは
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ガラスケージは、
・透明度が高い
・傷がつきにくい
・熱に強い
・見た目が良い
というたくさんのメリットがあります。透明感があり、傷が付きにくいため観賞用として優秀です。また、熱にも強いため、強めの加温が必要な爬虫類さんにも向いていますね^^
そして、なんといってもお部屋に置いた時の見た目の良さと高級感という点ではナンバーワンではないでしょうか。
しかし、ガラスといえば、
・重い
・割れやすい
というのが難点ですよね^^;ガラスケージを移動させる際に、重さで腰を痛めた。手を滑らせて割ってしまった。という事故も少なくありません。ガラスケージは小さな子供さんがいる家庭では特に注意が必要です。
実際、みんなはどんなケージを使っているの?人気のケージは?
みんなが使っているケージって気になりますよね。以下3点は、レオパ飼いさんがよく購入する人気商品です!
餌やりに便利な小窓が付いたプラスチックケースです。安価なのでレオパードゲッコーを飼育し始めた頃の一時使いとして人気があります。
注意点としては、ヒーターの使用には適さないことと、ケージ内で温度高めの保温器具を使用すると熱でケースが変形してしまう可能性が高いことです。使える加温器具を確かめて下さいね。パネルヒーターくらいなら平気です。
「小スペースでクリアに映える」でお馴染みの、大人気爬虫類ケースです。特にレオパの飼い始めの時期によく使われます。
天井部分にパンチング加工が施されているため通気性も良く、軽いので持ち上げる時にも便利ですね。アクリルは丈夫なのでケージを積み重ねることも可能です。
しかし、実際に使用している方の中に、扉が天井部分にあり横スライドであるため、ケージを壁に付けることや、暖突をつけることができない点が残念という意見もありました。
エキゾテラ・グラステラリウム(ガラス製)
扉の前面が開くタイプであり、お世話がしやすいうえにインテリア性にも優れています^^ランプステーやコードを収める場所などもあり、使い勝手も良いことから人気があります。
しかし、背面の岩(発砲スチロール)に関してはかっこいいという方もいれば、レオパが登るとボロボロになるということで要らないという方もいます^^;
やはりそれぞれ一長一短です。メリットデメリットをしっかり把握したうえで後悔のないお買い物にしましょう^^
個人的にこれいいんじゃない?というケージをご紹介★
最後に、私が個人的に「これいいじゃん」と思ったものを一つ^^
ご紹介したいのは、爬虫類グッズでお馴染み、みどり商会のセット温。ちなみに何がセットされているかと言えば、天井部分にヒーター(暖突)がセットされているんです(#^.^#)
そう。ヒーターとケージ一体型というなんとも画期的なアイテム。これなら保温器具を取り付ける手間も要らず、寒い冬をぬくぬくで過ごせそうです。
しかし、「便利だ」という意見がある一方で、蓋が開けにくいという意見や、冬などとても寒い時はプラス断熱材を使用するなどの工夫が必要という意見も見られました。
レオパードゲッコーのケージ 比較★まとめ
色んなケージがありますが、完璧なものなどないため、どこに重点を置くかということですね。とにかくレオパさんの健康第一に考えて頂けたらと思います。それでは今回の記事をまとめましょう。
①レオパードゲッコーのケージを選ぶ時は、ケージの大きさ、ケージの材質で選ぼう。また、コードを通す穴やランプステー、パネルヒーターを入れるスペースが確保されているなど器具を設置できる工夫がされていると便利。
②レオパードゲッコーのケージには、プラスチック、アクリル、ガラスの3つのタイプが使用されることが多い。プラスチックは安価だが熱に弱いなど素材それぞれ長所、短所があるためよく考えて決めること。
③みんなが使用している人気のケージにも長所、短所はあるため自分が必要とする機能があるのかしっかり調べること。
使用者のメリットデメリットの意見は大変参考になります。ブログなどを検索して、実際にレオパードゲッコーを飼育している人の意見を見てみると良いですね^^